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2016年3月11日金曜日

大事なのはコンテンツ、でもどうすれば?インサイトの活用について。


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こんにちは!謎の肩書の男、梅本です。


今日は「大事なのはコンテンツ、でもどうすれば?」

ということで、伝家の宝刀、書き逃げを行います。


これまで色々書いてきました。

中にはコンテンツマーケティングに関する記事もありましたね。


で、結局のところ、

「じゃあ我々は何を用意したらいいんだ!?」

という思考の袋小路に迷い込んでいる方もおられるでしょう。


考えることが基本ですからそれで良いのですが

ハマってしまうと熱が出るので、

今日は副題として

「インサイトの活用~何が求められているのか?ついて考えよう」

というのを設定してみます。


インサイト。

直訳すると「洞察」

とかそんな意味です。


もともとは広告の考え方から始まっているみたいなんですが(違ったかな)

マーケティングの世界(どんな世界やねん)では、

消費者インサイトとかターゲットインサイトとか

なんだかそれらしい名前をつけてみたものの

どうにもパッとしない手法です(笑)


要は「ターゲット顧客が何を求めているんだろうか」ということをあぶりだしてですね、

広告とかに応用しようよっていうやり方なんですが、

別に広告じゃなくてもなんでもいいです。


僕は商品企画の際に使ってましたけどね。


よく顧客のウォンツとニーズとか言われますが

そんなパヤパヤな感じでもなく

インサイトの本性は顧客の潜在欲求を推察して、

それを解決するための手段を考える、って感じになります。


これについて定義みたいなものを知りたい人は下記のサイトを見ておいてください。

▼「インサイト」を知ればマーケティングも変わる
http://www.yomiuri-is.co.jp/perigee/feature13.html

▼「「なぜ」を掘り下げると見えてくる消費者インサイトの活用法」
http://www.dhbr.net/articles/-/3453


それぞれ結構長くて小難しい記事ですがやるからには読んでおいたほうが良いでしょう。


で、今回は端折りますが、

とにかく「どうPRしたらいいか」っていう時に

「解決策を提示する」っていうのは効果があるやり方なので、

ぜひやってみてほしいことのひとつです。

これまで「自分だったらどうか、考えましょう」

とよく書いてきましたが、そのもっと先の話ですね。


じゃあ具体的に僕がどう使ってたか、

っていう話が参考になるかもしれないのでお話します。



【商品企画からマーケティングまで一貫性を持たせる場合】


ある商品を企画するときに、

初めは思いつきなんです。

「こんなんいいんじゃないのー」

っていうね。経験則ですね。


で、それが本当にハマるのか、っていうのを探ったり、

企画そのものをブラッシュアップさせるのに使ったりしました。


まず、ターゲット顧客を決めます。

誰に売りたいのか、ですね。

こういう基本が決まっていることが前提です。


そのうえで、そのターゲットの

 ・悩み

 ・不安

 ・なりたい自分

なんかをバババババババババと思いつく限りメチャたくさん書き出します。


そうすると、いくつか共通項が出てくるので、

それを上手くキャッチして、

解決するための商品構成だったりに企画を変容させていきます。

その結果、どのように売り出すか、PRするか、ってのも自ずと決まってきます。



【ウェブサイト全体の構成を見直す場合】


ほかにはサイトのレイアウトやコンテンツを改善する際にも使いました。

同じようにターゲットの

 ・悩み

 ・不安

 ・なりたい自分

をバババッと書いて、

それを解決できるようなサイトに改良していくわけです。

これもまず基本として「サイトからの売上を上げたいからコンテンツを改善する」とか

「バナーのクリック率を上げよう」とか

そういう目的がはっきりしていないと、結論がまとまらないので意味ないですけどね。


ポイントは、「潜在欲求を解決させるコンテンツを出して新しい満足を得てもらうこと」


顕在的なニーズを書き出してみてその中から潜在的なニーズを推察出来れば最高です。


もし袋小路にハマってしまったら、使ってみてはいかがでしょうか。







それではまた次回。








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